目線を合わさずに語り合う
#030
座り位置の工夫が、
互いの本音を引き出してくれる。
一緒に焚火を囲むと、本音が出やすくなると言われている。互いの顔ではなく、揺れる炎を見ながら話す。そうした相手との距離感が、心理的なハードルを下げてくれるのかもしれない。
ビジネスで焚火を囲む機会はそうそうないが、同じ構造の状況はつくることができる。例えば、運転席と助手席に座ってのドライブ。同じホワイトボードを見つめながらの会議。ビジネスでは「相手の目を見ながら話せ」とよく言われる。でも、動物にとって相手の目を注視するのは威嚇行動でもある。人によっては緊張してしまい、言葉を飲み込んでしまうこともあるだろう。
だからこそ、視線を外して対話できる場を意図的につくってみよう。そんな座り位置の工夫が、互いの本音を引き出してくれる。