理念は使うもの
#016
ただの言葉が、やがて夢を叶える力になる。
理念は、額縁に入れて飾っておくものではない。一言一句間違えずに言えることは、重要ではない。
理念が機能するのは、それを「使うとき」だ。組織がブレないための判断軸として、理念をもとに計画や行動を決める。理念をもとにやらないことを決める。その積み重ねによって、自分たちらしいブランドが形作られていく。
理念を追求していくことで、ブランドは人々にとって「信じられる存在」になる。自分が信じられることは、周囲に語りたくなる。ブランドのもとに集まる人が多くなればなるほど、生まれる力は大きくなっていく。
せっかく理念を掲げているなら、飾っておかずに使ってみよう。理念は、ただの言葉でしかない。でも、使い続けることが、やがて夢を叶える力になる。