つながりのヒント

フィードバックで現在地を知る

#004

現在地がわかれば、
やるべきことが見えてくる。

イルカやクジラ、コウモリなどの動物は、自ら発した超音波の反響から、自身の置かれている状況を把握することができる。
これはエコーロケーション(反響定位)と呼ばれるもので、彼らはこの能力のおかげで、視覚のきかない暗闇でも障害物との距離を測りながら、安全に前に進むことができる。

仕事をしていると、今自分がどのレベルにあるのか、このまま進んでいいのかが、わからなくなることがある。そんなときは、エコーロケーションのように、他者のフィードバックを通じて現在地を知るといい。自分に足りないものがわかれば、欠点を克服したり、誰かを頼ることもできる。自分のよいところがわかれば、その力をさらに伸ばしたり、使う機会を増やすこともできる。

仲間とともに正しいフィードバックを学び、お互いの現在地を教え合おう。それが成長にもつながるし、事故を未然に防ぐことにもつながる。

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